【ちゃねこのりれきしょ5】そして転職へ(一回目)

7(ナナ)
後輩が居なくなったことで転職活動を始める決心をしたちゃねこ。

しかし転職活動など全くしていなかったため、どうしていいのかさっぱり分からない!こんな状態で転職活動を成功させることができるのか?

一社目ファイナル、ちゃねこのりれきしょ第五幕スタート!


転職ってどうやってやるの?

Mちゃんが辞めてすぐに転職活動に取り掛かりました。が、転職について全く調べていなかったので、何をすれば良いのかさっぱり分かりません

自宅のPCから「転職」の二文字を入力して検索してみました。すると検索の上位にいくつかの転職サイトが表示されます。

ちゃねこ
なるほど、転職するには転職サイトに登録すればいいんだな?

という事で、とりあえず転職サイトに登録してみます。その時に私が登録した転職サイトは以下の2つ。


  • リクナビNEXT
  • エン転職


登録後は企業にアピールするためT社(H社)での経歴や資格などを事細かに職務経歴書に記載します。ようやく転職活動の第一歩を踏み出しました。

7(ナナ)
行き当たりばったりなのは就職活動の時から変わってないね

転職の条件は?

ちなみに転職するにあたって下記の条件を必須事項としました。


  • 中部地方
  • 上流工程が出来る
  • 派遣ではない
  • 給与アップ

家庭事情のため中部地方は必須としました。

将来のことも考えると上流工程が出来ることは必須です。

H社での派遣として与えられた仕事のことを考えると、上流工程をやりたいのであれば派遣ではないことも必須となります。

給与アップは言うまでもないですが、現在の給与がかなり低いので問題なく上がるでしょう。

会社の大小についてはあまり意識していませんでした。キャリアアップのため「上流工程が出来る」ことが最重要事項でしたからね。


これらの条件を元に、転職サイトで興味の持てそうな企業を探し始めます。

転職サイトでの転職活動開始

転職活動中!

転職サイトに登録後、企業から続々とオファーが!

転職サイトに登録してしばらくすると、いろいろな企業からオファーがどんどんと舞い込みます。これには正直驚きました。

派遣されてから2年間、プログラムばかりで上流工程の経験は全くなく、自分のスキルに需要があるとは思っていませんでしたからね。まぁほとんどが聞いたこともない企業ばかりでしたが。

「こりゃ新卒の就職と違って、今回は余裕そうだぞ!」と舞い上がってしまいました。


オファーを送ってきた企業の中から、いくつかピックアップして面接の約束をします。またオファーが来た企業以外にも、検索して良さそうな企業を見つけては面接の約束をしていきます。

この時は「まぁこの調子なら一か月くらいあれば決まるかな」などと楽観視していました。

7(ナナ)
そんなにうまく行くわけないと思うけどね

いざ面接へ

そしていくつかの会社と面接を行い、ほとんどの会社から内定をゲット。しかし徐々に何かおかしいことに気づきます。

私がおかしいと感じたのは以下のような内容。


ちゃねこ
あれ?給与があんまりあがらない?
※今の年収+20万くらいにしかならない
ちゃねこ
ん?なんか仕事が客先常駐ばっかだぞ?
※IT業界は偽装請負が結構あるので不安
ちゃねこ
おいおい?面接って一回で内定出るもんなのか?
※現在の会社(ブラックT社)の面接が一回だけだった

どの会社の面接に行ってもこんな感じ。

まず給与はほとんど上がりません。中には募集要項に記載されたものよりも低い給与を面接で提示してくる会社もありました。

また業務のほとんどが客先常駐だったりします。客先常駐が一概に悪いとは思いませんが、IT業界は表向きは請負契約と言いながら、実は偽装請負といったことがあるので不安です。

おまけにどの会社も面接が一回だけで内定。T社が一回のみの面接だったので「怪しい」という印象しかありません。


今でこそインターネット上にいろんな会社の口コミ情報がたくさんありますが、私が転職活動をしていた頃は口コミサイトといったものはほとんどありません。

転職サイトの募集要項や面接での話を元に決めるしかないのですが、完全に疑心暗鬼になってしまい全ての会社の内定を断ってしまいます

ここまでの活動で既に2か月くらいが経過していましたが、転職サイトの募集要項も信用できなくなり転職活動は行き詰まってしまいました

転職エージェントからのメッセージ

途方に暮れてしばらく悶々と過ごしていると、ある日リクナビ上で一通のメッセージが届きます。メッセージの差出人はリクルートエージェント。内容は「転職活動の相談をしてみませんか?」という内容でした。

この時は転職サイトのことしか知らなかったので「転職エージェントって何だ?怪しい...」というのが率直な感想です。

とりあえずリクルートエージェントで検索してみると、転職活動をサポートしてくれるサービスだと分かりました。しかも「非公開求人が10万件以上」があり、魅力的な求人が多数ありなどと書かれています。

怪しいという気持ちは拭いきれませんでしたが、転職活動に行き詰っていたこともあり藁にもすがる思いで依頼してみることにしました。

転職エージェントでの転職活動開始

転職エージェント担当者との面談

転職エージェントに面談の申し込むと、翌日には返信があり、その週の土曜日には面談してもらえることになりました。

私の担当となった方は30代後半くらいの落ち着いた男性。この担当者さんに今の会社を辞めたい理由や、転職してどのような仕事をしたいのかを伝えました。

そういえば担当者さんは転職先の業界(私の場合はIT関連)の話でも、問題なく話が通じたような気がします。おそらく依頼者の転職に最適な人が担当となるように調整してくれているのではないでしょうか。


担当者さんからいくつかの質問をされた後、転職先の企業を紹介してもらいました。

RA担当者さん
では、ちゃねこさんにお勧めできる会社はココと、ココと、ココと...ココくらいですかね~

そういいながら、PCに表示された求人票を次々と印刷してくれます。その求人票を確認してみると、

ちゃねこ
(どれどれ...なんじゃこりゃ~~~~!)

と叫んでしまいそうなくらい驚きました。提示された求人票には誰でも知っているような大企業ばかりが記載されています。この時はにやけ面を抑えるに必死でした(笑)

ぐへへへへっ!

こうして紹介してもらった求人票の中から受けたい企業を担当者さんに伝え、転職活動の2ndラウンドが始まることになりました。

紹介していただいた会社は「非公開求人」のため、具体的な企業名は出しません。

1社目:某商社系SIer

まず最初に面接を受けたのは某商社のグループ企業であるユーザー系SIer。

正直なところ商社ということであまり乗り気ではありませんでした。なんか商社って堅い・厳しいっていうイメージないですか?私はどちらかというとのんびりした性格なので、なんとなく商社というのは合わないような気がしていました。


とはいえ思い込みで判断するのはもったいないので一応面接を受けてみました。が、やはり面接でも合わないなという感想です。

まず第一に合わないと感じた部分は、仕事内容がほぼ上流工程のみというところです。上流工程は社内でやりますが、プログラム部分は基本的に外注に出しているようでした。私は上流工程の経験だけでなく、技術力の向上も求めていたので、この点はマイナスポイントです。

第二に面接官(特に人事の人)から冷たい感じを受けました。こちらの言った事に対して(笑いながら)馬鹿にしたような返答をしたりするなど印象が最悪。もしかしてパワハラとかあるんじゃないかな~と思ってしまいました。

こんな感じであまり良い印象を持てなかったので、面接後すぐにエージェントの担当者さんにお断りの連絡をしました。

2社目:某製造会社のIT系子会社

次の面接先は某製造会社のIT系子会社です。

この会社に対しては「結構良さそうだな」という印象を持っていましたが、一つだけ問題がありました。それは自宅から会社までメチャクチャ遠いことです。

私は中部地方のA県某所に住んでいるのですが、この会社というのがG県にあり、通うとなると通勤時間が片道2時間(往復4時間)にもなります。

「そんな会社、なんで受けたんだよ!?」とつっこまれそうですが、良さそうな会社だし通勤2時間も案外耐えられるのかなという淡い希望により面接を受けてみることにしたんです。まぁ面接に向かう電車の中で心が折れたんですけどね…

実際、面接官の人の印象はとても良かったですし待遇もかなり良かったので、距離的な問題がなければ入社したかったんですが。残念です。

3社目:業務系パッケージソフト開発会社 I社

最後に面接を受けたのがI社という業務系パッケージソフトを開発している会社でした。

この会社は社員数30名くらいで大きな企業ではありませんが、求人票の内容に興味を惹かれたので一度面接を受けてみることに


まずは採用担当者(技術者の人)との面接です。いつものように転職理由や今後のキャリアなどの質疑応答をします。

この面接では採用担当者の方からかなりの好評価をしていただきました。今後のキャリア(上流工程をやりたい)などが明確に答えられたのが良かったのだと思います。

また開発(プログラム)に対する考え方についても聞かれたのですが、その返答も採用担当者の考え方と一致していて好印象だったようです。


採用担当者の方の質問の後は、私の方からI社についていくつか確認しました。

まず要件定義や設計などの上流工程がやれることはもちろん、派遣や客先常駐などの業務は存在しないということで、自分のキャリアアップという視点で不安はなさそうです。

また仕事内容は業務系パッケージソフトの開発とカスタマイズが中心。つまりパッケージソフトを自社開発しているという事は技術力もあるということですし、上流工程だけでなく開発業務にも携われるということで申し分ありません。

更に現在のパッケージソフト以外の事業にも積極的に取り組んでいるということで、この時点で私もI社に対してかなりの好印象でした。

7(ナナ)
この内容の中に少しだけ認識間違いがあったんだよね
それが分かるのは入社してしばらくしてからだけど

I社に入社決定!

この面接の数日後にパッケージソフト開発チームのマネージャとの二次面接がありましたが、その面接でも高評価を得ることができたため、三次の社長面接は簡単な確認のみで即内定となりました。

一つだけ気になったのは給与が思ったほど上がらなかったこと。年収360万を提示されたので現在の年収から60万くらいのUPでしかありません。

しかし仕事としては上流工程も開発もありスキルアップできそうです。更に会社の将来性もありそうなので、給与のことは目をつぶりI社の内定を承諾することにしました。

退職を伝えてミッションコンプリート!

上司とのプチバトル

転職先が決まったので早速上司に退職の意向をメールで連絡します。当然ながら上司から呼び出しをくらいました


話が始まるなり上司からはお決まりの引き留め文句が出てきます。「このままT社にいた方が成長できる」だとか「これからT社は成長していく」だとか。「んなわけねーだろ!」と思いつつも黙って聞いていましたが、だんだん帰りたくなってきたので反論してしまいました。

「上流工程も全然出来ないのに成長できるわけないですよね?」とか「派遣ばっかで自社サービスないのに、どうやってT社は成長していくんですか?」とか、正論を強めにぶつけてみたら黙ってしまいました(笑)

しばらく沈黙した後に「わかった」と一言、めでたく退職に同意していただくことができました。

個人的にはこの上司も悪い人ではなかったのかな~と思います。ちょっとT社に長く居すぎたため、会社に洗脳されてしまっているような感じでした。


T社の在籍期間、2年7ヶ月。こうして四か月に及ぶ転職・退職活動は幕を閉じたのでした。

転職活動完了!

7(ナナ)
なんとか転職先がきまりブラック企業から抜け出したちゃねこ。

はたして転職先のI社ではどんな試練が待ち受けているのか?

※次回は就職~転職の振り返りになります。


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