【ちゃねこのりれきしょ-小休止1】就職活動に失敗しても人生終わりじゃない

7(ナナ)
今回はちゃねこのりれきしょ1~5の振り返り!

ようやく一回目の転職の話まで終わりました。

T社の在籍期間は2年7ヶ月とそれほど長い期間ではありませんが、かなり密度の濃い時間を過ごした気がします。

そこで今回は、私の就職活動から一回目の転職にかけて振り返ってみたいと思います


■これまでのお話はこちら↓
【ちゃねこのりれきしょ1】ゆるゆる頭な大学生の就職活動
【ちゃねこのりれきしょ2】ブラック企業 VS ブラック新入社員
【ちゃねこのりれきしょ3】ダメ新入社員、派遣先への一人旅
【ちゃねこのりれきしょ4】出会いと別れと転職への決意
【ちゃねこのりれきしょ5】そして転職へ(一回目)


新卒時の就職活動について

就職活動が就職氷河期で良かった

私が就職活動をする時は就職氷河期でしたが、私にとってはそれが逆に良かったのかなと思っています。

「就職氷河期が良かった?なんで?」と思うかもしれませんね。就職氷河期世代の多くの人が「貧乏くじを引いた」と思っているみたいですから。

でも就職氷河期だったからこそ、就職が決まらない時もブラック企業に入ってしまった時も「就職氷河期なんだからしょうがないよね」と開き直ることができました。

NENE(ネネ)
なかなかの能天気野郎だな

今のような売り手市場の場合、内定が決まらないと「売り手市場なのになんで自分は内定取れないんだろう」と自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。

個人的には今のような売り手市場といわれている状況の方が精神的にキツイ気がします。

就職活動を一生懸命やらなくて良かった

転職に対するアンケートで「転職に興味はあるけれど、必死に就職活動をして入った会社なので転職に踏み切れない」というような意見を見かけます。

就職活動を一生懸命やった人は、入った会社に不満があってもズルズルと働き続けてしまうようです。必死に就職活動して入ったので、辞めることをためらってしまうんですね


私は大学時代は遊びやバイトばかりだったため、就職活動でアピールするものがありませんでした。今どきの言葉でいうとガクチカがないという状態です。

そのため「一生懸命やっても良い会社には入れないだろうな」と最初から諦めており、就職活動のやる気が全く起こらなかったんですね。

で、ダラダラと過ごしていたら受ける会社がなくなってしまい、怪しいと思いながらもT社のようなブラック企業に入ってしまったと。


このような適当な就職活動で決まったため、T社に対して執着心などは微塵もありません。入社前から転職を考えていましたからね。

私にとっては就職活動を一生懸命やらなかったことが良い方へ転んだのかなと思います(笑)

T社(派遣元)について

T社が名実共にブラック企業で良かった

強がりではないです(笑)

もし入った会社が中途半端にグレーな会社だったら、その会社に対して不満を持つこともなく働き続けていたかもしれません。

ですがT社が超有名なブラック企業だったことにより、転職に対して前向きに考えることができましたし、転職するために必死に資格の勉強に取り組むことができました。

入社前研修があって良かった

【ちゃねこのりれきしょ1】で「無給の入社前研修」に対して不満を書いていますが、今考えると入社前研修があって良かったなと思います。

なぜなら私は入社前はコンピュータに対して全くの無知で、ハードデイスクとメモリの違いすら分からない状態でした。
※入社前研修の時、同僚に笑われました(笑)

ですが入社前研修のおかげで、技術に対して全くの無知な人間が入社直後の基本情報技術者試験で見事合格することができました。

まぁ入社前研修がなければ大学生活終盤も遊んで過ごしていたでしょうし、有意義に時間を使えたのではないかと思います。

会社に染まらなくて良かった

ブラック企業で一番怖いところは知らないうちに会社に染まってしまうことです。

会社に染まってしまうことを防ぐためには、社外の人と情報交換したり、なるべく会社の人間との交流を避けると良いんですね。

NENE(ネネ)
普通の会社で人との交流を避けるって難しくねーか?

もし仮に私が「先輩社員と一緒」に派遣されていたら、会社のしきたりを叩き込まれたり定時後の勉強会に強制的に出席させられたりして、T社に染まってしまっていたかもしれません

しかし私の場合はH社に「新入社員一人」で派遣されため、会社に染められるようなことはありませんでした。

また私一人で派遣されたことにより、H社の人と会社に対する不満を話したり情報交換をしたり気兼ねなくできたことも良かったなと思います。

怪しい会社が身近にあることが分かった

学生時代はピュアな心を持っていたので、「就職サイトの登録されている会社なら悪い会社はないだろう」などと寝ぼけたことを考えていました。

ですが、図らずもT社のようなブラックに簡単に入ってしまったことにより、怪しい会社が結構身近にあることを身を持って知ることができました

この体験があったからこそ、転職時に慎重に会社を選ぶことができたのかなと思います。

7(ナナ)
T社について良い点を書いてるけど、入社することはお勧めしないよ!

H社(派遣先)について

いろんな開発を任せてもらえる会社で良かった

H社ではいろいろなシステムの開発を任せてもらうことができ、開発者としてメチャクチャ成長できました。

上流工程はやらせてもらえませんでしたが、派遣社員の中ではかなり信頼して仕事を任されていたと思います。

T社(派遣元)の同僚の中には、開発ではなくテスターとしての仕事ばかり割り当てられて「将来が不安だ~」と言う人もいましたからね。

私は良い派遣先に当たったんだなと感じています。

人との出会い

Oさんと出会えたことが良かった

【ちゃねこのりれきしょ3】でも書きましたが、Oさんはかなり優秀な技術者でした。


私がOさんと一緒に仕事をし始めた最初の頃、プロジェクトで大きな問題が発生したことがありました。何人もの技術者が集まって調査をしていたんですが、全く原因が分からなかったんですね。

しかしOさんがチラッとその問題を見ただけで、問題の原因を指摘して解決方法をあっという間に考え出したんです。

この時、私は「Oさんすげ~」と思うとともに「この人みたいな技術者になりたい!」と思いました。そして私はOさんを目標にして勉強や仕事をすることにより、技術者として飛躍的に成長することができました。

やはり成長には目標の人がいるというのは重要ですね。


更に私の転職活動でもOさんはこっそりとフォローしてくれていました。

実は私が転職活動をしている頃、H社では私を派遣させる話が上がっていたようなんです。しかしOさんが「H社内での開発にちゃねこが必要だ!」と上司に熱心に伝えて、私が派遣されないようブロックしてくれていました。(この話は私のお別れ会で聞きました。)

本当にOさんにはお礼を言っても言い切れないくらい感謝しています。

Mちゃんと出会えたことが良かった

3年目入った時点では、私の転職への熱意は下火になっていました。熱意が低くなっていた理由は仕事が楽しくなっていたことに加えて、実家暮らしのため低収入でもなんとか生活できてしまっていたためです。

ですが自分の将来のことを考えれば、経験は十分に積んでいたため一刻も早く転職すべきだったんですよね。

転職活動を始めるにはかなりのエネルギーを必要とします。なぜなら何かを変えようとする時には「現状維持バイアス」が働いてしまうからです。私もこの「現状維持バイアス」に捉われている状態でした。

そんな時にMちゃんから転職することを伝えられたことにより、自分の立場を冷静に見直すことができ、転職活動に動き出すことができました

Mちゃんがいなければ、私は転職に動き出すこともなくT社で更に無駄な時間を過ごしていたかもしれません。


また私の転職活動には結構な時間(四か月)がかかってしまいましたが、それは安易に転職先を決めなかったからです。

Mちゃんが1年で大企業に転職したことを知らなければ、もしかしたら妥協して変な会社に決めてしまっていたかもしれません。

妥協せずに会社を選べたのも、Mちゃんの経験を聞いていたおかげだと思います。

ありがとうございました!

転職活動について

焦らずに進められて良かった

特にブラック企業などから抜け出すために転職をする人は、早く辞めたいがために安易に転職先を決めてしまうことがあります。

しかし安易に転職先を決めてしまうと、状況が好転しない、もしくは状況が更に悪化してしまうこともあります。

私は焦ることなくしっかりと会社を見定めて転職先を決めることができて良かったと思います。

7(ナナ)
ここだけは就職活動から成長したね

× 転職についての情報を集めておけばよかった

私が転職活動を始める時、全く情報収集をしていなかったため一からのスタートでした。

そのため回り道をしてしまい二か月も無駄にすることになります。まぁ良い経験になったとも言えますが…

もともとT社に入社する前から転職することは決めていたのだから、もっと前から転職に関する情報収集をしておけばスムーズに進められたのかもしれません。

× 自分の本心をしっかりと見極めるべきだった

転職した当初は自分のやりたい仕事ができる会社に入社できたと思っていました。しかし後にこれが誤りだったと気づきます。

確かに自分のキャリアを考える上で上流工程は必要だったと思います。ですが自分は本当に上流工程がやりたいのかどうかについては深く考えていませんでした。

つまりやるべきことは考えていたけれど、自分のやりたいことをしっかり考えていなかったということです。

このことが次のI社を辞める原因の1つとなってしまいます。

7(ナナ)
この辺りの詳細は今後の記事で

伝えたいこと

エンジニアなら引く手数多、だが慎重に

ブラック企業とはいえ2年以上のエンジニアとしての経験があったため、転職活動でも引く手あまたでした。やはり手に職があるというのは強いですね。

新卒で入ったT社は良い会社ではありませんでしたが、エンジニア職を選んだことだけは正解だったと思います。

今は人手不足で私の頃よりも更に転職しやすいのではないでしょうか?


しかし先ほども書いた通り、転職サイトなどを覗いてみると怪しい企業はゴロゴロあります

転職活動をしていると焦る気持ちが出てきますが、そんな場合でも焦らずよく考えて慎重に転職先を決めることをお勧めします。

就職に失敗しても終わりではない

これが今回一番伝えたいことです。

就職関連サイトのアンケートなどで「(新卒時の)就職で失敗したら人生終了なので失敗したくない」のような意見をたまに見かけますが、そんなことはありません。

もし就職に失敗して変な会社に入ってしまっても転職すればいい、ただそれだけの話です。転職に対するイメージも昔に比べてそれほど悪くはありませんしね。

特にエンジニアのようにスキルを身に着けた人であれば引く手あまたですし、スキルを持っていれば優良企業に入ることも可能です。

ただし転職を成功させるためには、スキル向上のための努力が必要という事だけ覚えておいてください。



7(ナナ)
ようやくブラック企業を抜け出すことができたちゃねこ。しかし数年後、I社も辞めてしまうことに。

はたしてI社で何があったのか?なぜ辞めてしまうことになったのか?

次回からちゃねこの経歴の2社目となるI社でのお話。


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