前の記事で最強(?)のテレワーク環境を公開しましたが、今回はそこで少しだけ紹介したパソコンの電源ボタンについて話していこうと思います。テレワーク環境の記事はこちら↓
フロントパネルの電源ボタンが押しにくくなったので電源ボタンを購入
テレワーク環境を整える際に机を購入して机の下にパソコンを置くようにしたんですが、しゃがまないとパソコンの電源ボタンが押せなくなってしまったんですよね。棚のバーがちょうど電源ボタンの前に来てしまい更に押しにくい。
そこでパソコンの電源ボタンを増設しようと思い探してみました。で、行きついたのがこちら。
なかなか派手派手しいデザイン。電源LEDやHDD LED の方も使用すると青や赤に光ったりと更に派手になるようです。
パーツと取り付け部分の説明
内容物はこんな感じです。電源ボタン本体、説明書、両面テープ、スロットカバー、ネジ、Y字ケーブル、PCケース用電源ボタン。Y字ケーブルとPCケース用電源ボタンは試供品のようですね。
電源ボタン本体はケーブルがついていて結構長いです。ケーブルの全長は160cmで、ケース外側部分が約120cm、 ケース内側部分が約40cmになります。
いざ、パソコンケースを開けて取り付け!
では実際に(新)電源ボタンを取り付けていきます。私もソフト屋さんなのであんまりパソコン内部は出来るだけ触りたくありませんが、こればっかりはしょうがない。
まずはパソコンカバーを外してマザーボードを確認します。
カバーを外したらマザーボード上からフロントパネル端子を探します。フロントパネル端子の場所や形はマザーボードによって異なるので自力で探してください。フロントパネル端子を見つけるにはフロントパネルからケーブルを追うか、マザーボード上の「PLED」「HDLED」「PWRBTN」「RESET」などの文字を探します。
ちょっと写真では分かりずらいので差込口付近を図示してみました。電源ランプとHDDランプ、あと当然ながら電源ボタンが刺さっています。私のパソコンではリセットボタンは使われていないようです。
ケーブルの接続状態を図示するとこんな感じ。フロントパネルから電源ランプとHDDランプ、電源ボタンのケーブルが接続されている状態です。
(新)電源ボタンを使うには今刺さっているフロントパネルの電源ボタンのケーブルを(新)電源ボタンにつなぎ変えます。
フロントパネルの電源ボタンを(新)電源ボタンに置き換えてしまっても良かったんですが、電源ボタンが壊れたわけではないので今回は両方を使えるようにしました。やり方はフロントパネルの電源ボタンと(新)電源ボタンをY字ケーブルでフロントパネル端子につなぐ形です。イメージとしてはこんな感じ。
実際につないだのがこちら。まずは2つのボタンをY字ケーブルに接続。
で、マザーボードに接続した図がこちら。ちょっと見にくいのでY字ケーブルの部分を水色の点線で補足しました。
これで(新)電源ボタンをパソコンデスクの上に置き、楽に電源が入れられるようになりました!元々のフロントパネルの電源ボタンもちゃんと使えます。
よく分からない人は電源ボタン以外触るな!
私の場合は電源ボタンだけが必要だったので電源ボタンしか触りませんでしたが、こちらの製品ではフロントパネルの電源ランプやHDDランプも光らせることができるようです。
ただし端子には極性があるので 電源ランプやHDDランプ については正しく接続しないと光らないという問題が発生します。
※電源ボタンやリセットボタンは極性が関係ないため、プラスマイナス関係なく接続してしまっても良いようです。
というわけで自信のない人は電源ボタン以外は触らない方が無難です。
気になるところ
背面のパネルカバーが合わない!
電源ボタンのケーブルは背面のPCIスロット辺りからパソコン外部に出すようになっています。しかし私のパソコンは筐体がスリム型なのが悪かったのか、スロットカバーが合いませんでした。
流石に固定しておかないと何かの衝撃でマザーボードから電源ボタンが抜けてしまう恐れがあるので、とりあえずゴムで適当に補強しておきましたがあんまりよくないですよね...
もう少しいろんな種類の筐体を考慮した作りになっていると良かったかな。
おわりに
電源ボタンというのはほぼ毎日に操作するものなので、少し押しにくいだけでも毎日積み重なると結構なストレスです。パソコン内部に手を入れないといけないため少しハードルが高くなりますが、もし電源ボタンに押しにくさを感じている人がいれば試してみるのも良いと思います。
私はかなり満足してます、背面のスロットカバー以外はw